ウェルトーンのリコーダー

Weltone社のDRTR RECORDER

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　みなさん、おひさしぶりです。

今日は、島村楽器の方に寄る機会があったので、ふらっと店内へ入り、見たこともない色のリコーダーを見つけたので、買ってみました。


お値段なんと、380円ポッキリ！！


ちなみに商品バーコードは「4 514812 058976」なので、日本で売っている（つまり輸入販売品では無い？）ようだ。


梱包材上部もに記載の通り、このリコーダーはWeltoneという聞いたこともないメーカーで、見た目はいかにもな、隠れた名器もといちゃっちいおもちゃ。

…とりあえず、Weltoneという会社について分かる範囲で調べてみた。

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Weltoneは、

• ギロ
• マラカス
• 卵型マラカス
• ソプラノリコーダー（ジャーマン）

のような楽器を、格安で提供している他に、

• 譜面台
• ハーモニカホルダー

のような音楽関連の物品を販売している会社（？）だと思われる。

特に、譜面台については、なかなかの評価を得ている様ではある。

ちなみに、WeltoneはWelltone株式会社[外部リンク]とは関係ない模様。（←「l(エル)」の数が1個違うっぽい。）

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んで、以下が実際の感想。

凡例：

1. 赤文字は肯定的意見・メリットなど
2. 緑文字はメリットともデメリットとも取れる部分
3. 青文字は否定的意見・デメリットなど

• とにかく、めちゃくちゃ安い。
• 清掃棒が付属している。
• 楽器収納用クリアケースが付属している。
• カラーバリエーションが3種類と多め。（白・桃・青）
• 他の一般的なリコーダー教則本などと違い、運指表の記載方法が上下逆になっている。
• ジャーマン式である。
• 楽器がなんとなく軽い。
• 指かけが付属していない。
• グリスが付属していない。
• 着色が荒い。
• ジョイント部分がまったく使いものにならない(硬くて抜けない・そもそも動かない等)。
• 非常に音が悪い(空気の抜けるような音が混じる)。
• 高音域がほとんど出ない（特に高いファの音(実音Hi F)以上）。
• 吹奏感があまり心地よくない。
• 半音階(＃や♭)が全く安定しない。

日本には、古来より「安かろう悪かろう」という言葉があるが、まさにそのとおりかも知れない。

が、しかし。

上記でも述べたが、デメリット以外も多数存在する。

中でも特筆すべき点は、運指表の表記方法が他の一般的なリコーダー教則本などと違って上下逆という点であろう。

一般的な教則本等は、紙面上から順に親指、人差し指…(指番号で言うと0,1,2,3,…)という表記方法が採用されているが、これに付属している運指表はYAMAHAのWebリコーダー運指表[外部リンク]のように、紙面上から順に小指、薬指、…で表記されている。

これは、リコーダーに全く触れたことがない人に配慮した形となっている。



…とは言うものの、擁護しようにも、やはり、あまりにも音が悪く使いものにならない感じだったので、おすすめはしない。

比較をするとこんな感じ。

※以下は個人的感想であり、その楽器の質や、皆様の吹奏感等を保証・断定するものではございません。
※100点満点ですが、100点を超えているものもあります。

• AULOS SOPRANO 302A
• 値段：70点
• 音質：70点
• 響き：70点
• Weltone DRTR RECORDER
• 値段：240点
• 音質：12点
• 響き：8点
• AULOS SOPRANO 502A
• 値段：67点
• 音質：79点
• 響き：78点

まあ、なんだ、アレだ。

やんわりと、買わないほうがいい、とだけいっておくか。


今日はこんくらいかな。

乙。